若者の自殺を防げ 谷合氏 関係団体から要望

2017(平成29)年2月22日(水)付 2面

超党派の国会議員でつくる「自殺対策を推進する議員の会」で若者自殺対策ワーキングチーム(WT)座長を務める公明党の谷合正明参院議員は21日、参院議員会館で、任意団体「若者自殺対策全国ネットワーク」の伊藤次郎、石井綾華の両共同代表らから、自殺総合対策大綱の改定に向けた要望を受けた。

伊藤氏らは、今夏に予定されている同大綱の改定に際し、重要施策の一つとして「若者の自殺対策強化」の項目を新たに加えるよう要請。その上で、心理的負担を受けた場合の対処方法などを学ぶ機会を、義務教育過程で全ての子どもに提供することなどを求めた。

谷合氏は「どれも重要な視点。大綱に反映していけるよう取り組む」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年2月22日