食の安全へ原因究明を

2017(平成29)年1月15日(日)付

豊洲調査結果受け都議会公明党 知事に緊急申し入れ

東京都議会公明党(東村くにひろ幹事長、都議選予定候補=八王子市)は都内で14日、小池百合子知事に対し、都が行った豊洲市場(江東区)の安全性を確認する地下水モニタリング調査(9回目)の最終結果で、複数の地点から環境基準を超える有害物質が検出されたことを受け、緊急申し入れを行った。

席上、東村幹事長は、これまで8回に上る調査について、一部を除き環境基準以下だった有害物質が、今回の最終調査で基準を超える数値で検出されたことから「原因を解明し、都民に公表することが必要だ」と要望した。さらに、専門的で詳細な再調査を実施し、有害物質への対応策を行うよう求めた。

また東村幹事長は、豊洲市場への移転について、「食の安全確保が大前提だ」として、都民の理解が十分に得られるよう、これまで以上に安全・安心に関する情報公開を実施する必要性を訴えた。

小池知事は要望に理解を示し「複数の調査機関で再調査をしていく」と述べた。

ベンゼン、基準の79倍 シアン初検出 豊洲地下水で都が調査

東京都の築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)をめぐり、都は14日、2014年11月から定期的に行ってきた地下水調査の9回目の結果を公表した。前回に続き、有害物質のベンゼンとヒ素を検出。ベンゼンは最大で環境基準の79倍と、前回を大幅に上回った。加えて、検出されないことが基準のシアンが初めて出た。

小池百合子知事は同日、都内で記者団に「想定を超える数値が出て驚いている。厳しい結果だ。専門家会議の議論を参考にしたい」と述べた。

調査結果は、14日に開かれた専門家会議に報告された。

今回の結果について、都はこれまでの数値から大きく変動しているため、「暫定値」として公表した。

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