立川市南武線連続立体化推進議員連盟の発足式が行われました。
東京都が平成16(2004)年6月に公表した「東京都踏切対策基本方針」というものがり、その検討対象区間の最初に挙げられているのが、JR南武線の「矢川〜立川駅付近」です。
いわゆる「開かずの踏切」による渋滞や事故がこれまでも問題となってきました。さらに近年は高齢者が踏切を渡りきれないことでの事故もあり、高齢化社会のなかで鉄道を高架化することは、まちづくりのなかでも優先順位の高い事業といえます。
一方で多額の費用がかかることから、地元の機運が高まらないと、事業を行う側(国、都、市、鉄道事業者)としても計画が進められません。
この事業は立川市と国立市に係るものですが、これまでもそれぞれ地域でまちづくりに同意を得られない方がいるという事情などもあり、長い間事業が進みませんでした。
この度、国立市と立川市双方で議連が発足し、事業の実現に向けて協力して進めていくことになりました。
先に申し上げた通り、とくに超高齢社会の中で事故を防ぐには重要な事業であり、党派を越えて協力して行っていくことを議連であらためて確認しました。立川市議会にもまだ参加してもらえない党派がいるのは残念ですが、議連の有志で全力で頑張ります。