市議会の改選により、この度立川市国民健康保険運営協議会(国民健康保険事業の円滑な運営を図るため市長諮問機関として、国民健康保険法第11条の規定により設置(市ホームページより))の委員となりました。
立川市の国民健康保険運営協議会は国民健康保険の被保険者から代表として5名、保険医又は保険薬剤師代表として5名、被用者保険等保険者(つまり企業等の健康保険)代表で2名、そして公益代表として5名選出され、この公益代表5名のうちの3名が市議会議員から選出されることになっています。今回、そのうちの1名として委員に任命され、本日は初めての会議に臨みました。
本日は職務代理者(協議会の代表が欠席の場合の代理)が新たに選出された後、議題に入りました。
今回の議題として ①データヘルス計画の振り返り ②新規に取り組む保健事業 が提示。
データヘルス計画とは、医療機関で電子カルテに入力されたレセプトデータを分析し、市民がどのような病気に罹っているかということや、受診の状況、さらには薬をもらいすぎていないか、といったことを国民健康保険の保険者として市が把握して、市民の病気の重篤化や慢性化を防ぐことを目的とする事業です。立川市では平成28年度から、このデータヘルス計画を実施しており、28年~29年の2カ年で行ったデータヘルス計画の実施状況について報告と質疑がありました。
また、31年度から行う事業として、これまで立川市では実施できなかった ①生活習慣病治療中断者勧奨事業(医者にかかるのを途中で止めてしまった方に、再度の受診を促す事業) ②受診行動適正化指導事業(重複・頻回受診、重複服薬)(病院を必要以上に受診したり、薬をもらい過ぎていないかなどのチェックと指導) について行政から説明の後、質疑が行われました。
私からも、過日視察をした呉市のデータヘルス計画の知見を踏まえて、検討や改善すべき点などを提示しました。