学校現場での自殺対策(小中学校一斉休業明けの対応)について

令和2年6月文教委員会(2020年6月12日)

◆委員(大沢純一君)

今、総合教育会議の中で、先ほども報告ありましたが、この長期休業、休校が続く中で、命の教育を実施してはどうかという、こういった話があったというふうに伺いました。本年4月から本市では、立川市いのち支える自殺対策総合計画、これが施行されています。ただ、事前にこれは健康づくり担当課から聞いた話では、事業の実施はまだされてないという、こういった状況でもあるというふうに伺っております。

ただ、この自殺対策の計画というのは教育にも関わることでありますので、ここについては本当に大事なことだというふうに思っております。自殺対策の中でのこの学校現場の実施についてどう考えているのか、これについてお答えください。

◎教育部長(大野茂君)

これについては、文科省のほうからもやはり通知が出ております。それで、ここで分散登校が始まりまして、来週から一斉登校になります。この間に校長ヒアリングの中でも子どもたちにアンケートを取るということで、もう既に取ったところもありますし、これから取るところもあるということで、現在、分散登校の時点では、かなり落ち着いているようには見えるんです。でもそれはやはり長期のお休みがありましたんで、何らかの影響は必ず受けているはずです。ですので、そういうアンケートをまず取って、子どもたちの声を聞くということが、まず第一段階かなと思っております。

それを受けた上で、やはりその子どもたちに寄り添った対応はどういうことができるのかということで対応を図っていきたいと、そのように思っております。

◆委員(大沢純一君)

ここはアンケートの取り方も難しい部分もあると思いますけれども、ぜひここの事業については丁寧に実施していただきたいというふうに思っております。御存じかもしれませんが様々な調査でも、休み明けというのが一番大きなポイントだというふうにありますので、ぜひこの一斉登校になる、この機に当たって丁寧な対応をお願いしたいと思います。

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