(東京・立川市)JR立川駅北口西地区再開発事業が完了 便利で”にぎわい”ある街に

2016(平成28)年8月14日(日)付

立川市のJR立川駅北口西地区で進められてきた市街地再開発事業が4日、完了した。街の中核を成す大型複合施設の整備をはじめ、利便性が格段に向上する同駅には、市内外から訪れる人の増加が予想され、駅周辺の”にぎわい”がさらに増すものと期待されている。

JR立川駅北口西地区の市街地再開発事業は、0.7ヘクタールのエリアに店舗や住宅、行政の窓口などが入る高層の大型複合施設をはじめ、駅の南北をつなぐ自由通路と改札口の新設に伴う利便性の向上や、多くの人々が集う交流広場などを合わせた便利でにぎわいのある街を生み出すもの。

“街の顔”となる高さ約130メートルの再開発ビル「立川タクロス」(地上32階、地下2階)は、駅に隣接していた旧第一デパートの跡地に建設された。3階部分には、円形のデザインが目を引く屋根付きの「タクロス広場」(約1000平方メートル)を設置。この広場には簡易ステージが設けられ、コンサートなどイベントの開催にも利用できる。

駅の南北を結ぶために設けられた新たな自由通路は幅9メートル、長さ115メートル。これにより駅のコンコース(ホールを兼ねた広い通路)内を通ることなく移動できるとともに、新設された北改札口から多摩都市モノレールの立川北駅に向かうには、新自由通路を使うと便利なため、既存通路の混雑緩和が見込まれるという。

また、これまで市女性総合センターで業務を行ってきた市の「窓口サービスセンター」が立川タクロス1階に移り、9月28日にリニューアルオープンする。サービスセンター内には、立川の魅力を広く発信する観光案内コーナーも開設される運びだ。

このほか、立川タクロス2階には駅利用者や買い物客らの利便性に配慮し、800台の自転車を収容できる駐輪場も整備された(10月1日開業予定)。市再開発課の武藤吉訓課長は「人の流れをより良くすることで街に多くの人たちが集い、生まれたにぎわいが街の持続的な発展につながるように取り組んでいきたい」と話している。

党市議団(福島正美幹事長)は、今回の再開発事業について何度も議会で取り上げ、実現を後押ししてきた。2012年の定例会では、イベントなどが行えるような公共空間の活用策について質問。さらに、窓口サービスセンターへの観光案内コーナーの開設なども求めていた。

福島幹事長は「再開発事業で実現した成果を生かしつつ、今後も立川らしい街づくりを推進するため、力を尽くしていく」と語っていた。

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