「立川市いのち支える自殺総合対策計画」目標値の考え方について

令和元年第4回定例会(2019年12月3日)

◆6番(大沢純一君)

これまで最後のセーフティネットとして自殺対策の取り組み、計画策定を早く進めていただくことを求めてまいりました。

本市で策定中である立川市いのち支える自殺総合対策計画。10月に骨子案が示されまして、今議会でも素案が示される、こういったことになるかと思います。

この中に目標値が示されております。自殺死亡率は2015年の25.7を2026年までに18.0以下にする。また、自殺者数というのは2015年の46人を2026年までに32人以下にする、こういった計画になっております。

この計画について伺いたいんですけれども、本市の自殺者数というのは年間大体40人前後でここ10年ほどずっと横ばいしております。ただ、資料でも多い年は50人、少ない年は29人ということで、人数の何人かの違いで自殺率、死亡率も大きく変化もしますし、また自殺者数の増減もあるという、こういった状況であると思います。

そのような中で、この目標値、一時的に達するということは十分考えられるわけですけれども、本市が目指している目標というのは多分そういうことじゃないというふうに思うんです。もう目標、一時的にもこの目標に達すればいいという、そういうことじゃないと思うんですが。恐らく押しなべてこういった数値になるように、そういった状況を目指すということだと思うんですけれども。なので、これどういった状況になったときに、この目標が達成されるとお考えなのか、その部分だけ伺います。

◎保健医療担当部長(吉田正子君)

議員おっしゃいましたように、一時的--実際には母数が大変少ない数字で、分母になるものが10万単位ですので、お一人、お二人のことで、その数字が50になったり、十幾つになったりということで大変変動が大きいものでございます。ですので、議員おっしゃいましたように、押しなべてその数値以下になるように進めていくべきであるというふうに今のところ認識しております。以上です。

◆6番(大沢純一君)

大きくなっても、その数値よりはいかないという、こういった認識かと思います。この事業については本当に私も何回も取り上げておりますし、そういったところで本当に大事な事業だと思っておりますので、ぜひこれからもよろしくお願いしたいと思います。

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