市営住宅の承継について

平成27年第3回定例会(2015年9月25日) 議事録より

◆6番(大沢純一君)

ここで、以上の制度の整備とともに、もう一つ考えなくてはならない事項があるわけなんですけれども、先ほど一部御答弁にもありましたこの住宅の承継、引き継ぎについてであります。

この住宅の承継については、適正に行うべきだと考えますけれども、これは本市では市営住宅条例第22条と施行規則第24条で規定をされております。現在はどうなっているかと申しますと、2親等以内、場合によっては3親等、つまりひ孫までこの承継ができるという、こういうことになっているわけです。これは、現在住んでいる方にとってみれば、自分が亡くなった後でも住宅を子どもに引き継げるということで安心感はこれは大きいと思います。

しかし、市営住宅は多くの方が毎回応募をしておりまして、前回でも一般住宅で大体20倍以上の高倍率だったというふうに伺っておりますが、私の周りでも応募したけれども、だめだったという方も何人もおられます。

公営住宅の使命として、本来であれば住宅に困っている方が全員入居できること、先ほども御答弁ありましたとおり、数さえあればという、こういう話はありますけれども、住宅に困っている方が全員入居できることがこれ理想なわけなんですが、そうできないためにやむなく抽せんとしているわけであります。

抽せんですから、運がよかった、悪かった、それだけで入居が決まるわけでありますけれども、このやり方自体はもちろん仕方ないわけですが、その後、運がよかったということだけでその家族がずっと住み続けると。運がよかったことがそのまま既得権にある意味なっているというのは、これはこれで抽せんに当たらなかった方からすれば、またこれは同じように生活が大変で、同じように応募したのに当たらなかった、そういう方からすれば、これずっと引き継いでしまってはこれはこれでどうなんだろうという、こういう思いがあることもこれはやっぱり当然だというふうに思います。

これは、税の公平性という点からもやはり考える余地、疑問もあると思うんですけれども、これについてはいかがお考えでしょうか。

◎市民生活部長(渡辺晶彦君)

住宅の承継につきましては、議員おっしゃったように、市営住宅条例の第22条及び同施行規則の第24条に規定されており、都営住宅などに比べて本市は承継の範囲がやはり広くなっております。今後、他団体の調査を行うなど、研究、検討してまいりたいというふうに考えております。

以上です。

◆6番(大沢純一君)

これについては、同居している方が病気や障害とか、また高齢であるとか、こういう場合には例外な配慮も必要だというふうに思いますけれども、周辺市とか類似市、さらに東京都を先ほど申し上げなくて、東京都の条例や規則なども参考にされながら、公平で適切な改正を求めたいと思いますが、もう一度お考えをお示しください。

◎市民生活部長(渡辺晶彦君)

承継の取り扱いに際しては、今後その範囲を研究、検討してまいります。

その際、東京都や他団体の状況等も調査、研究してまいりたいと思います。

以上です。


令和1年12月第4回定例会(2019/12/03) 議事録より

◆6番(大沢純一君)

そういった(管理者注:立川市第3次住宅マスタープラン)中でもう一つ、82ページに「住宅に困窮している市民に対する入居機会の公平性のため、入居管理の適正化」とあります。

まず伺うんですが、「入居機会の適正化」というのはどのようなことを示しているんでしょうか。

◎市民生活部長(井田光昭君)

入居管理の適正化といたしましては、主に収入超過者の住みかえ促進についての取り組みとなります。収入超過者へは、毎年通知を発出し、明け渡しを要請しているところでございます。以上です。

◆6番(大沢純一君)

そういった収入超過者、収入が多いので、そういった住宅でないから出ていってください--まあ、出てというか、転居をしてくださいという、こういった取り組みをされている。まあ、公平性を考えれば大事なことかと思います。

その中で、使用承継制度の見直しということについても研究されておりますけれども、これについては今どのような考えをされておりますでしょうか。

◎市民生活部長(井田光昭君)

市営住宅の使用承継制度につきましては、現在、立川市営住宅条例施行規則第24条に規定があり、原則、「使用者の配偶者又は2親等内の直系血族若しくは直系姻族」等で、使用開始当初から居住している者、または同居して1年以上居住している者が使用承継の申請が可能となっております。

都営住宅では、同居している配偶者のみが使用継承できると承知しておりますが、市営住宅では、使用承継により一住居が長期間同一家族に使用され住みかえが進まないという事例は現在のところないことから、見直しにつきましては今後研究していきたいと考えております。以上です。

◆6番(大沢純一君)

先ほどの住みかえ、収入超過の件もあわせて、この使用承継については今後の公営住宅の需要を鑑みて、改めて検討の俎上にのせる必要があるのかなと思いますけれども、現状としてはこういったことを課題にするような、そういった問題は今は発生していないという、こういったことかと思います。それについてとやかく言うものではありませんけれども、常に公平性のための運営の仕方、それについては次のマスタープランの策定に当たっては、また特に次のマスタープランがセーフティネットということですから、どうやったら困っている人がより多く入れるのかということについてよくよく検討--まあ、これからだと思いますけれども、お願いしたいと思います。

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