施策における外部評価委員の評価について

令和1年10月文教委員会(2019/10/09) 議事録より

◆委員(大沢純一君)

(資料)28ページ、学校運営の充実ということでお伺いしたいと思います。

この中で、いじめについて言及がされております。これまでも、いじめの件数、そしてそのいじめの解消件数ということで、いじめの数が大きくふえている一方で、解消件数も9割近くあるという、こういったことが示されておりました。

これについては、私もさまざまなところでこのお話をすると、市民の方から本当なのかというような、そういうような話をやはり受けますし、私も、本当に90%以上も解消されているのかというふうな感覚はありますので、それについてはまた機会を改めて質問したいと思いますが、一つは、この評価書に対する外部評価の考え方です。これ自体は、最初に教育委員会の中で評価して、外部委員の評価を得て、それで客観性を担保するというような、そういった形になっているかと思います。

この中で、28ページ、学校運営の充実に対して外部評価委員の評価ということで、「解消件数も小中ともに九十数%と高く、有効に働いている」というような、こういった評価があります。この有効というのは、どのようにこの外部評価委員が精査されて有効と判断しているのか、これについてお示しください。

◎教育部長(大野茂君)

外部委員の評価につきましては、私どもがお示しした数値、ですからここに載っている数値を見た中で評価する部分があります。また、外部評価委員の方が、もしこれだと評価ができない、わからないということがあれば、事務局のほうに、また新たにその内容を、数値等を求めた中で評価しているということでございますので、今回ここに書いているのは、スクールソーシャルワーカーがそれだけ派遣されているということ等に基づいて評価しているというように判断しているところでございます。以上です。

◆委員(大沢純一君)

外部委員のもちろん考えですから、今この場で答弁していただいても、それはある意味外部委員の心証だというようなこともあるかと思いますので、ここは直接そういった方々に聞く機会があれば、聞かないとわからないことだというふうにも思います。なので、これ以上聞きませんけれども、まさにそういった客観性を担保するための仕組みであれば、それが客観性がしっかり整っているんだというような、こういったところもあわせて見えるような評価にしていただけることを要望したいと思います。

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