視察報告

視察について

「視察」というと議員の物見遊山であるようなイメージを持っている方も少なくないと思います。
かく言う私も、議員になるまで少なからず同じような考えを持っていました。

今では自宅にいてもインターネットなどで多くのことが調べられるのも事実です。また、電話を使って取材をすることでも、おおよその知識を得ることができます。しかし実際に視察に行ってみて、行かなければ感じられない多くのことがあることを知りました。

それは雰囲気や気持ちというような、文字通り「気」であり「熱」です。

現在、日本全体が人口減少時代を迎え、全国で「地方創生」というまちおこしに取り組んでいます。それは、この立川市でも同じです。

しかし地方都市に赴き、その自治体の職員から話を伺うときに伝わってくるのは、都下とはいえ東京にいては感じられない危機感、切迫感です。そんな中で、多くの自治体がときになりふり構わず様々な施策を展開しています。

具体的な先例とともに、そうした現場の気持ちと熱を持ち帰り、立川市のこれからに備える施策へと活かしていく。そのための行動が視察だと考えています。

視察

福井県あわら市 小・中学生の学力向上の取り組みについて(2018/08/07)

先日の報道でも、今年度に実施された全国学力・学習状況調査の結果について県教育委員会が『全教科で全国トップクラスを維持した』(2018年8月1日付朝日新聞デジタル)と公表。報道でも中学3年生の数学、理科の成績が「11年連続上位維持」(同8月1日付福井新聞)とされるなど、福井県の学力水準は高い。高学力が維持されているなかにあって、さらなる学力向上のために多くの取り組みを実施しているあわら市を視察した。

LINEを利用したいじめ・自殺相談事業(2018/01/23)

平成22年からの5年間で子どもの自殺率が全国一となってしまった長野県。LINE株式会社からの事業提案で、LINEを利用したいじめ・自殺相談事業「ひとりで悩まないで@長野」が平成29年9月10日から23日までの2週間試行された。

県内全域の中学生、高校生12万人を対象者とし、登録者数が累計3,817人。相談については時間内のアクセス数1,579件、そのうち対応できたのが547件であり、これまで行ってきた電話による子どもからの年間相談数259件(平成28年度実績)の倍以上となった。

電話相談とLINE相談では相談内容に大きな違いが見られた。
これまでの電話相談では「交友関係・性格の悩み 36.3%」「いじめ 28.2%」などが内容の中心であった(平成28年度実績)。ところがLINE相談では「交友関係・性格の悩み 26.0%」を越えて一番多かったのは「その他」で、学業や恋愛などについての相談が47.8%と半数近くにのぼった。この結果について、LINEが身近なツールであり、その結果、気軽に相談ができたことが大きいと推測され、「ひとりで悩む」子ども達に潜んでいた『相談したい気持ち』を掘り起こす効果があったと分析した。

第9回生活保護問題議員研修会(2017/08/25〜26)

長野市内で行われた生活保護問題議員研修会に始めて参加。2日間に渡る研修では、様々な研究や具体事例が報告され、複雑な生活保護制度の知識を深める大変有意義なものとなった。

愛知・半田市 マイレポはんだ (2017/05/22) 

オープンガバメントと市民協働に繋がる取り組みとして、半田市が行っている「マイレポはんだ」事業を視察した。行政にとっては業務効率化につながるものであり、市民には自らが相談した課題に、行政がどのように対応したかが見える事業である。半田市ではこの事業を通じて、課題・問題を市民と行政が共有し、共に解決に向かう基盤をつくることを目指している。

柏の葉スマートシティ(2017/04/13)

IT技術で街全体の電力供給を調整するスマートグリッドを日本で最初に実用化した「柏の葉スマートシティ」を視察。

どのように人を集めるかというのが地方創生であるが、新しい仕事をどう生み出し、継続できるようにするかということがその中心のひとつ。今回の視察でそういった環境、基盤を整えていくことが人を集めることに大きく繋がっていくことを強く感じた。

さらに、集まった人を定住に繋げていくのは教育と健康がキーワードとなる。そういった意味では理想的なコンパクトシティが、この柏の葉ではないだろうか。