大沢純一の折々の所感をお伝えします。
志向・思考
志向・思考
公明党が目指す新たな社会像 ― ベーシック・サービス論を本格的に検討
昨日開催された2年に一度の公明党全国大会。そこでは公明党が目指す「新たな社会像」が示されました。ここで特筆すべきは、慶應義塾大学経済学部教授・井手英策先生の理論である「ベーシック・サービス」に言及したことです。
「ベーシック・サービス」で連帯の社会を
「ベーシック・サービス」今日の公明新聞一面に掲載された井手英策先生のこの理論は今後、公明党の政策の「核」となっていくでしょう。
【読書録】「欲望の経済を終わらせる」井手英策(2020/06/05)
ポスト・コロナの社会は新自由主義からの転換が中心的な議論になるはずです。その前提の知識として、『欲望の経済を終わらせる』は是非読むべき一書だと思います。
月刊公明7月号『税を財源に実現する「頼り合える社会」』 井手英策・慶應義塾大学教授
特定の誰かではなく、すべての人たちを受益者にすることこそが、公明党の求める「全民衆の最大幸福」「個人の幸福と社会の繁栄の一致」を実現することになるのではないか。そう井手先生は指摘し、そして党に対して問いかけます。『公明党が重視してきた「弱者の救済」を「万人の保障」に変えられるか』。