(高知県)「高知家健康パスポート」が好評

2016(平成28)年10月13日(木)付

高知県は9月から、働き盛りの世代などが健康づくりへの関心を高め、楽しめる取り組みとして「高知家(こうちけ)健康パスポート」を運用している。健康診断を受けたり、運動イベントへの参加でポイントをためると、飲食店や健康施設など約270の協力店で割引や特典が受けられるサービスで、県と市町村や協会けんぽなどの保険者が連携した全国初の健康事業として注目されている。「日本一の健康長寿県構想」など、県の健康対策を推進してきた県議会公明党の黒岩正好議員はこのほど、担当者から利用状況などを聞いた。

同事業の対象は20歳以上の県民。パスポートを取得するには、①人間ドックや特定健診などの受診②市町村の運動イベント参加や献血への協力、健康相談の利用③公的運動施設の利用――などによって提供される3種類の「ヘルシーポイント」(シール)のうち、2種類以上で合計3枚を集めて、はがきやホームページから申請する。

取得したパスポートを提示すれば、スーパーや飲食店、スポーツ・レジャー・温泉施設などの協力店で特典が受けられるほか、ヘルシーポイントの応募抽選で、10万円の旅行ギフト券や自転車など健康関連商品が当たるキャンペーンも開催。高知市、南国市、本山町、中土佐町、日高村では、独自の特典サービスもスタートさせた。

県健康長寿政策課によると、「主に働き盛りの世代に関心を持ってもらい、健康づくりに取り組むきっかけにしてもらうのが狙い」(中島勝海課長)。パスポートの発行数は、スタートから1カ月を超えた10月4日現在で、2130冊に達するなど予想以上に反響が大きく、今年度分を増刷するという。

また来年度以降、独自の特典サービスを検討している自治体も多く、同課では「各市町村の取り組みによって健康診断の受診率向上や、産業振興にもつなげたい」として、協力店なども拡大していく方針だ。

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