レスパイトケアについて

平成26年第4回定例会(2014年11月28日) 議事録より

◆6番(大沢純一君)

レスパイトケアについてお伺いいたします。

レスパイトケアとは、介護している家族や子育て中の親など、言いかえると面倒を見る側、世話をする側を、一時的にその心身的負担から解放しようというものです。市民が安心して暮らせるための重要な施策だと考えますが、これについて、本市取り組みの現状をお伺いいたします。

◎福祉保健部長(田中準也君)

レスパイトケアの関係でございます。

一般的には障害者や障害児の方のための制度ということで、事業の内容と現状を御説明いたします。

在宅心身障害者等緊急一時保護事業につきましては、在宅の心身障害者、障害児の援護の一環といたしまして、障害者の保護者が疾病等により介護が困難となった場合に、障害者を一時保護することにより、福祉の増進を図ることを目的としているものでございます。

対象者でございますけれども、知的障害者は4度以上、それから身体障害者は2級以上の方で、在宅障害者・障害児等緊急一時保護介護人登録台帳に登録された介護人が、その方の在宅で一時保護を行っているというものでございます。

また、総合福祉センターで実施している生活介護事業のデイサービス等の後に、保護者の休養等に対応するための緊急一時保護事業委託を実施し、保護者等のレスパイトに寄与しております。

市内では、障害者総合支援法に定める短期入所施設は1カ所で、障害者総合支援法に定める施設以外で、市が審査を行い、市が適当と認めた心身障害者・障害児認定短期入所といたしまして、施設が身体、知的障害者用が1カ所、精神障害者用が1カ所ございます。利用する際でございますけれども、あらかじめ障害支援区分の認定を受けまして、市へ登録するということで御利用がいただけます。

◆6番(大沢純一君)

レスパイトケアについて御説明いただきました。安心のための切れ目のない支援をどう行っていくか、これにはまだまだ課題があると思いますが、先日、市内の方からこういった御相談をいただきました。知的障害の御家族を持たれている方からです。

障害を持たれている方と御相談者との二人暮らし、お二人とも既に高齢者です。障害者の方は、平日の日中は施設に通って、夕方に帰ってくるという生活ですが、夜も何度も目を覚ますのを毎日御相談者が世話をしているという日常だそうです。相談者の方は、近年体調が悪くなってきており、自身が入院となってしまった場合に、市の現状では、そういった知的障害の方を一時的に受け入れてくれる施設にあきがないということで、病院に行くことも遠慮しているとのことでした。こういった声についてどのような認識をお持ちでしょうか、伺います。

◎福祉保健部長(田中準也君) 

レスパイトケアでございます。

障害者施策につきましては、施設から地域移行ということで国でも推進しているところでございます。障害者やその家族等も高齢化しておりまして、親のレスパイトケアに対する要望はふえているところでございます。

しかしながら、現状の施設で全てに対応するということは困難な状況になっております。今後、安心して居住できる場としてグループホーム設置等の際に、一部ショートステイのための床を確保するなど、事業者等に依頼してまいりたいというふうに考えております。

◆6番(大沢純一君)

レスパイトケア関連として質問させていただいた件、これは正しくはレスパイトケアの定義とは離れる案件かと思います。しかし、こういう声が実際にあるということ、また、こういうケースはほかにも少なくないだろうという意識のもとで質問させていただきました。当事者にとっては、一刻を争う場面もあります。ぜひ迅速な御検討と御対応をお願いしたいと思います。

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